Tor のインストール方法

これらの手順は、ネットワークデーモンの tor (little-t tor) をインストールする場合を対象としています。 Tor Browser のインストール手順につきましては、 Tor Browser ユーザーマニュアルをご覧ください。

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Ubuntu universe 内のパッケージは使用しないでください。 過去には確実に更新されていませんでした。 つまり、安定性やセキュリティ上の問題が修正されないままになる可能性があります。

Tor Project は独自の Debian パッケージリポジトリを保持しています。Debian は Tor の LTS バージョンを提供しているので、常に最新の安定版の Tor バージョンを入手できるとは限りません。したがって、リポジトリから tor をインストールすることをお勧めします。

Debian ベースのディストリビューションで Tor パッケージリポジトリを有効にする方法は以下の通りです:

前提条件: CPU アーキテクチャを確認する

パッケージリポジトリは amd 64 および arm 64 バイナリーを提供します。以下のコマンドの出力を確認し、オペレーティングシステムがバイナリーを実行できることを検証します。

$ sudo dpkg --print-architecture

amd 64 または arm 64 が出力されます。リポジトリは他の CPU アーキテクチャをサポートしていません。

1. apt-transport-https をインストールする

libapt-pkg ライブラリーを使用するすべてのパッケージマネージャーが HTTPS (Hypertext Transfer Protocol Secure) でアクセス可能なソースのメタデータとパッケージにアクセスできるようにします。

$ sudo apt install apt-transport-https

2. /etc/apt/sources.list.d/tor.sources という名前の新しいファイルを作成し、以下のエントリーを追加します:

Types: deb deb-src
URIs: https://deb.torproject.org/torproject.org/
Suites: <DISTRIBUTION>
Components: main
Signed-By: /usr/share/keyrings/deb.torproject.org-keyring.gpg

実験的なパッケージを試したい場合は、上記の行に加えて以下のセクションを追加してください:

Types: deb deb-src
URIs: https://deb.torproject.org/torproject.org/
Suites: tor-experimental-<DISTRIBUTION>
Components: main
Signed-By: /usr/share/keyrings/deb.torproject.org-keyring.gpg

ナイトリービルドの場合、以下を追加します:

Types: deb deb-src
URIs: https://deb.torproject.org/torproject.org/
Suites: tor-nightly-main-<DISTRIBUTION>
Components: main
Signed-By: /usr/share/keyrings/deb.torproject.org-keyring.gpg

<DISTRIBUTION>をオペレーティングシステムのコードネームに置き換えてください。lsb_release -c を実行するか、/etc/os-release を調べることで確認できます。

ファイルに複数のエントリーを追加する場合は、各エントリー間に少なくとも 1 行の空行を追加してください。

注意: 上記の tor.sources ファイルは、APT 1.1 以降でサポートされている deb822 フォーマットを使用しています。古いバージョンの APT (通常は古い Debian または Ubuntu リリースにある) を使用している場合、この形式はサポートされていない可能性があります。その場合は、代わりに以下を /etc/apt/sources.list.d/ 内の tor.list ファイルに追加することで、同じ結果になります。

deb     [signed-by=/usr/share/keyrings/deb.torproject.org-keyring.gpg] https://deb.torproject.org/torproject.org <DISTRIBUTION> main
deb-src [signed-by=/usr/share/keyrings/deb.torproject.org-keyring.gpg] https://deb.torproject.org/torproject.org <DISTRIBUTION> main

3. GnuPG をインストールする (まだインストールされていない場合) :

$ sudo apt install gnupg

4. コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行し、パッケージの署名に使用される gpg キーを追加します:

$ wget -qO- https://deb.torproject.org/torproject.org/A3C4F0F979CAA22CDBA8F512EE8CBC9E886DDD89.asc | gpg --dearmor | sudo tee /usr/share/keyrings/deb.torproject.org-keyring.gpg >/dev/null

5. tor と tor debian キーリングをインストールする

署名鍵を最新に保つために Debian パッケージを提供しています。これを使うことをお勧めします。以下のコマンドでインストールしてください。

$ sudo apt update
$ sudo apt install tor deb.torproject.org-keyring

Tor Project は、CentOS 、RHEL 、Fedora などのために独自の RPM パッケージリポジトリを管理しています。

CentOS 、RHEL 、Fedora で Tor パッケージリポジトリを有効にする方法は以下の通りです。

1. epel リポジトリを有効にする (CentOS と RHEL のみ)

$ sudo dnf install epel-release -y

2. 「/etc/yum.repos.d/tor.repo」を追加する

CentOS および RHEL の場合:

[tor]
name=Tor for Enterprise Linux $releasever - $basearch
baseurl=https://rpm.torproject.org/centos/$releasever/$basearch
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=https://rpm.torproject.org/centos/public_gpg.key
cost=100

Fedora の場合:

[tor]
name=Tor for Fedora $releasever - $basearch
baseurl=https://rpm.torproject.org/fedora/$releasever/$basearch
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=https://rpm.torproject.org/fedora/public_gpg.key
cost=100

3. Tor パッケージをインストールする

最新の Tor パッケージをインストールします。

$ sudo dnf install tor -y

これが初めての場合は、GPG 公開鍵をインポートする必要があります。

Importing GPG key 0x3621CD35:
Userid     : "Kushal Das (RPM Signing key) <kushal@torproject.org>"
Fingerprint: 999E C8E3 14BC 8D46 022D 6C7D E217 C30C 3621 CD35
From       : https://rpm.torproject.org/fedora/public_gpg.key
これでよろしいですか? [y/N]: y

Void Linux に tor パッケージをインストールするには、以下のコマンドを実行します:

# xbps-install -S tor

Arch Linux に tor パッケージをインストールするには、以下のコマンドを実行します:

# pacman -Syu tor

FreeBSD に tor パッケージをインストールするには、以下のコマンドを実行します:

# pkg install tor

OpenBSD に tor パッケージをインストールするには、以下のコマンドを実行します:

# pkg_add tor

pkg_add のセットアップ

NetBSD オペレーティングシステムの最近のバージョンでは、pkgsrc バイナリーパッケージを管理するための aptyum のようなソフトウェアである pkgin を使用するように設定できます。ここでは設定を変換せず、代わりに単純な pkg_add を使用します。

# echo "PKG_PATH=http://cdn.netbsd.org/pub/pkgsrc/packages/NetBSD/$(uname -m)/$(uname -r)/All" > /etc/pkg_install.conf

パッケージのインストール

NetBSD の tor パッケージをインストールします:

# pkg_add tor

pkg のブートストラップ

DragonFlyBSD のデイリースナップショットとリリース (3.4 以降) には、すでに pkg がインストールされています。ただし、以前のリリースからのアップグレードではインストールされていません。何らかの理由で pkg がシステムにない場合は、ソースからビルドしたり、DPorts をインストールしたりしなくても、簡単にブートストラップできます。

# cd /usr
# make pkg-bootstrap
# rehash
# pkg-static install -y pkg
# rehash

pkg のセットアップの推奨手順

ここでは FreeBSD システムと同様の設定を行い、パッケージ取得と更新に HTTPS を使用します。そのため追加パッケージ (ca_root_nss) が必要です。

ca_root_nss パッケージのインストール:

# pkg install ca_root_nss

新規インストールの場合、ファイル /usr/local/etc/pkg/repos/df-latest.conf.sample/usr/local/etc/pkg/repos/df-latest にコピーされます。拡張子 ".sample" で終わるファイルは無視されます。pkg (8) は ".conf" で終わるファイルのみを読み込み、見つかった数だけ読み込みます。

DragonflyBSD には 2 つのパッケージリポジトリがあります:

  • Avalon (mirror-master.dragonflybsd.org);
  • Wolfpond (pkg.wolfpond.org).

/usr/local/etc/pkg/repos/df-latest 上のリポジトリを示すために使用する URL を編集するだけで完了です!Avalon には pkg+https:// を使用することにご注意ください。

これらの変更をすべて適用した後、パッケージリストを再度更新し、適用可能な新しい更新があるかどうかを確認します:

# pkg update -f
# pkg upgrade -y -f

パッケージのインストール

tor パッケージをインストールします。

# pkg install tor